価格はすべての事象を織り込んでいるとし、テクニカルチャートの重要性の根拠となっています。
ルール
6つのルールが存在します。
- 価格(チャート)は全ての事象を織り込む。
- トレンドには3つの期間が存在する。(3週間未満、3週間から3カ月、1年から5年)
- トレンドには3つの段階が存在する。(先行、追従、利食い)
- トレンドは複数の指標によって確認する 。(株価・金利etc)
- トレンドは出来高でも確認する。
- トレンドは明確なシグナルが発生するまで続く。
トレードへの応用
4つ目のルールに則り、為替の値動きを確認する意味で、ダウや日経平均などのチャートを参照し、6つ目のルールに則り、トレンド転換の可能性を測るため、チャート形状(シグナル)を注視します。
その他
筆者がトレードを始めたばかりの頃は、ダウ理論の1番目のルールの意味を取り違え、チャートに全て織り込まれるのであれば、ファンダメンタルズは無視で良いと考えていましたが、今はファンダメンタルズで方向が決定づけられ、チャートに織り込まれていくと理解しています。ですのでテクニカル判断の前にファンダメンタルズ判断が必要と考えます。