フィボナッチ

筆者の予想で、38.2や61.8と書く事が多いですが、これはフィボナッチ比率の事です。

フィボナッチ数列

フィボナッチ数列とは、「1,1」から始まり、隣り合った二つの数値の加算結果が次に来る数列の事。
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377 ・・・

フィボナッチ比率

フィボナッチ比率とは、任意の2つのフィボナッチ数の比率の事。
89/144 = 0.618
89/233 = 0.382
377/233=1.618
377/144=2.618

なお、フィボナッチ数列の隣り合った数値の比率は常に0.618(逆数は1.618)で、これは黄金比と言われます。

言葉

フィボナッチ・リトレースメントの内部フィボナッチ

任意の値幅の戻り率を指します。筆者の検証ではドル円では61.8戻し、ユーロドルでは半値や78.6戻しが目立ちます。

フィボナッチ・リトレースメントの外部フィボナッチ

任意の値幅の戻り値幅を超えた倍率を指します。ドル円では稀に天井圏で1.382倍が出るものの、ドル円で外部フィボナッチははさほど重要でないと感じています。ユーロドルでは欧州市場開始時に本来のトレンドと逆行して(騙し)それまでに作ったレンジの1.272、1.618倍はよく見かけます。またエリオット波動論最終局面では1.618倍を目にします。

フィボナッチ・エクステンション

任意の値幅の伸長倍率を指します。これもドル円ではさほど重要でないと感じています。一目均衡表のN値がフィボナッチエクステンションの1倍に相当します。ユーロドルの場合は欧州市場開始時の騙しの動きでフィボナッチエクステンション1.272、1.618、2.618は良く目にします。



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